ひできの怪我

先週木曜の午後の事。
突然、保育所から病院に電話。


何事かと思えば、
ひできがドッジボール中に
激しく転倒したらしく、
左肘を床に強打。
腫れがひどく痛くて動かそうとしない。
受診させてもよろしいですか?
とのこと。


木曜の午後と言えば、
多くの医療機関は休診。
市民病院なら救急外来で受付しているが、
状態を自分の目で確認していないだけに、
そんな大げさな事なのか・・
と躊躇ってしまう。
まずは、地元の接骨院
行くこととなる。


そこでは、
すぐに市民病院に行くよう
指示が出される。
シーネ固定し移動。
受診するが、整形の先生はおられず、
診察ならず。
指先のしびれが無いか(神経症状)、
圧迫による虚血状態になってないか等
緊急性が無い事だけ確認すると、
「翌日受診して下さい。」とのこと。


私がひできに会えたのは、
そこから家路に着いた後であった。
何となく力無い目。
よっぽど疲れたのだろうと思いきや、
車中にて、タイ焼きを食べたいと
駄々をこねて泣き疲れたらしい。


いつもなら、何やってんだ?
と、ため息がでる所だが、
普段と変わらない姿に
むしろ安堵さえ覚える。


活発に何でも挑戦してほしい。
男の子に生まれた以上、
そんな期待をよせているが、
それに伴う大きな怪我。
やはり、タダでは大きくなってくれない。
もう少し、回りを見れるように
なって欲しいと願うが、
この年頃にそれはタブーかな。


せめてこの経験を
次の何かに活かしてくれることを願っている。
と思いきや、肘を固定したまま
靴下でフローリングを走り回るひでき。
何も学ばなかった・・・のか?
ふぅ〜。


翌日、市民病院を受診するが、
レントゲン上、何も写っていないとのこと。
骨端成長軟骨板も健在で、
今後の骨の成長にも影響は無さそう。
とりあえずは一安心。


そこから今日まで、腫れは引いてきている。
自動運動による可動域も日々改善している。
一応、先生には紹介状を
書いていただいているので、
近々当院を受診する予定ではある。


せっかく地元でも
雪が積もっていることだし、
是非とも完治して
今シーズン中のゲレンデ復活を果たしたい。


それにしても、
私が言うのもなんだが、
「男って本当に学習のない生き物だね。」


彼が今辿る道は、むかし私が辿った道。
こうして彼も大人になっていくのか。
そして私も、こうして親に心配をかけていたのか。


まあ、話を戻して、
大した事なさそうで何よりである。
これからも、この類のハプニングは出てきそうだが
是非とも休み休みにお願いしたい。


ひでき、元気に大きくなれよ。