2年目のいちじく

一昨年の9月、秀起は誕生日のプレゼントとして
宮城のおじいちゃん、おばあちゃんから
無花果の苗を送ってもらいました。


詳しくはこちら↓
http://d.hatena.ne.jp/ikujiblogikeda/20151115/1447591700


早いもので植え付けてから2度目の秋です。
一回り大きくなったドイちゃん(いちじくの名前です)は、
今年も絶好調!早い時期からたわわに実を付けてくれました。
頻繁にデザートとして食卓に上がるいちじく。
生産者のみが堪能できる贅沢といったところでしょうか。
とても甘くて美味しいです。


それはそれは沢山実るものだから、
いや、例え少ししか実らなかったとしても、
秀起はある作戦を考えていました。
それがジャム作りです。


秀起:
「宮城のおじいちゃん、おばあちゃんにさぁ、
 ジャムにして送ってあげようかなと思って。
 実のままだと傷んじゃうけど、ジャムにすれば大丈夫やろ?」
そうしようとずっと前から決めていたそうです。


軽くほぐした実に砂糖とレモン汁を加え、
コトコトと煮詰めていきます。
甘酸っぱい香りが部屋中に広がり、
ささやかながら幸せな時間が流れます。


小瓶に詰めて宅配便で送る。
配送料の事を考えたら、
決してお手頃価格のジャムとは言えないけど、
「心の豊かさ」ってきっとこういう事ですよね。
600km離れていても、
互いを思いやる心でしっかり繋がっています。


おじいちゃん、おばあちゃんは、
届いたその日に「ありがとう」の電話をくれました。
こちらこそ、いつも子供たちの事を気にかけてくれてありがとう。
これからも、どうぞ見守ってやってくださいね。